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読書亡羊

気ままに読書、気ままな読書日記

小林よしのり他『原発はヤバイ、核兵器は安全』 (2012)

政策論争は少なめ、公と私の関わり方に関する議論がより中心 2012年の本。 「原発はヤバイ、核兵器は安全」という本書の題に惹かれて手にとってみた。 小林氏らしく、右も左も言わないような突拍子もない主張で、どのような議論が展開されるのか期待して読ん…

古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』 (2014)

保守派に対する違和感を的確に指摘した良著*統計から見る若者の右傾化 13年末に公開された『永遠の0』のヒットや14年2月の都知事選で田母神候補が20代有権者の24%の得票率を獲得したことなどから若者の右傾化論が取り立たされているが、こうした議論は統計…

安田浩一『ネットと愛国』 (2012)

「あの人たちだって、楽しくてしかたないって人生を送ってるわけじゃないんだろ?そりゃあ腹も立つけど、なんだか痛々しくて、少なくとも幸せそうに見えないなあ」 在特会という過激なレイシスト集団がネット上で話題を集めだしたのは、2007年か8年頃だった…

橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』 (2013)

異論反論は多いだろうが、社会学独自の切り口は非常に面白い 2013年刊行。著名な社会学者三人による鼎談。 前半は、社会学者らしく、ヴェーバー流の比較社会学的な見地から、中国社会の特徴を描いている。 社会学の理論は、ヨーロッパの近代国民国家を前提と…